ホワイトニングするなら注意したい知覚過敏とは?予防はできるのか

ホワイトニングするなら注意したい知覚過敏とは?予防はできるのか

ホワイトニングをしていると、歯がしみてきてたり痛みを感じることがあります。
実は、ホワイトニングをする人のうち20%から30%ほどの人に知覚過敏が起こると言われており、軽い症状も含めると実に70%もの人が、ホワイトニングによる違和感を感じています。

歯の問題が知覚過敏の原因に!

ホワイトニングで知覚過敏が起こる原因は、もともと歯に問題がある場合と、施術自体が知覚過敏の原因になっているケースがあります。
歯というのはエナメル質で出来ており、その内側には象牙質があります。
中心部分には歯髄と言われる神経があるのですが、この歯髄はどんな刺激でも痛みとして感じる性質があります。
象牙質にも歯髄のような知覚があります。
何かしらの原因によりエナメル質がはがれ象牙質が歯の表面に出ていると、冷たい水や風に当たるだけでもツンとした痛みを感じてしまいます。
この症状を知覚過敏と言います。
歯科医院で行われるホワイトニングでは、漂白効果のある過酸化水素や過酸化尿素という薬剤が使用されています。
何かしらの原因で象牙質が歯の表面にさらされている人は、この薬剤の影響で痛みを感じやすいです。
具体的には、虫歯や歯周病になっている方です。
もともと知覚過敏のある方は痛みがより悪化します。
虫歯のある方は、虫歯によりエナメル質から象牙質、さらには歯髄にまで到達するような穴が空いているケースもあります。
そのような人がホワイトニングをすれば激しい痛みを感じます。
歯周病によって歯茎が下がっている人も要注意です。
歯茎が下がることで、歯の根元部分の象牙質が露出してしまっていますから、ホワイトニングの薬剤が強い痛みとなります。
他に、歯の先端が削れている人も知覚過敏になります。
自分では気がつかないものですが、歯ぎしりなどで歯の先端が削られ象牙質が露出しています。

歯の表面に細かいヒビが入っている人もいて、それが象牙質まで到達しているとホワイトニングで痛みを感じます。

施術自体が知覚過敏の原因になることも!

象牙質や歯髄のとても敏感な知覚のために、ホワイトニングの薬剤で知覚過敏が起こります。
ですからもともと知覚過敏や虫歯、歯周病がある人は、ホワイトニングの前に治療が行われます。
歯の先端が削れていたりヒビがある人は、カルシウムやアパタイトなどで埋めて知覚過敏が起こらないような処置があります。
しかしこういった歯に問題がない人でも、ホワイトニングをすると知覚過敏が起こることもあります。
それは、ホワイトニングの薬剤の濃度が高い場合です。
過酸化水素や過酸化尿素の濃度が高ければそれだけホワイトニングの効果も高まりますが、その反面、知覚過敏も起こりやすくなります。
また、歯科医院のオフィスホワイトニングでは、歯に薬剤を塗布した後に特殊な光を当てていきホワイトニングの効果を高めますが、この光で知覚過敏が起こることもあります。
熱を発生させる光で、この熱で痛みを感じる人もいます。

ホワイトニングで知覚過敏を起こさないためには・・

ホワイトニングで不快な痛みを起こさないためには、ホワイトニング前に歯の治療をきちんと行うことが大切です。
オフィスホワイトニングでは、それほど象牙質の露出がひどくなければ、露出部分のみをガードしてからそれ以外の歯に薬剤を塗布してホワイトニングをしていくことも可能です。
少しでも早く歯を白くしたいという方は、オフィスホワイトニングでは、一部を避けて薬剤を塗りホワイトニングをして、それから虫歯などの治療を行うことも可能です。
ホワイトニングを急ぐ方は医師に相談してみると良いでしょう。
また、もともとエナメル質が薄い人などは、薬剤の濃度を低くしてホワイトニングをすることもできますが、それだけホワイトニング効果は低くなります。
最近のオフィスホワイトニングでは、知覚過敏が起こりにくい機器を導入している歯科医院もあります。
知覚過敏が気になる方は、そういったシステムを導入している歯科医院を選ぶと良いでしょう。

ホワイトニングの後に知覚過敏を感じた時には・・

虫歯や歯周病などがなく、健康な歯の人でもホワイトニングの後に知覚過敏を感じるケースもあります。
ホワイトニング効果のある薬剤は、歯の表面にあるペリクル層と呼ばれる薄い皮膜をはがす作用がありますが、これが知覚過敏の原因にもなります。
象牙質の露出のない健康な歯の方でも、ペリクル層がはがれたことで知覚過敏が起こることもあるので、ホワイトニングの後、24時間ほどは冷たいものを摂るのは避けましょう。
ペリクル層は、唾液中に含まれている糖タンパクで出来ているので、再びペリクル層が形成されれば知覚過敏は起こりません。
痛みがひどい場合には、歯科医院に相談して鎮痛剤をもらったり、知覚過敏用の歯磨き粉やエナメル質を強化する作用がある市販のフッ素ジェルなどを使用するのもおすすめです。

 

ホワイトニングをする場合には、知覚過敏に注意が必要です。
知覚過敏はとても不快な痛みですから、出来るだけ起こらないよう普段から歯のお手入れもきちんと行っておきましょう。

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